共働きちむの生活ブロク

30代の共働き夫婦です。2017年秋に旧軽井沢ホテル 音羽ノ森で結婚式を挙げ、2018年には妊娠が発覚し、2019年にはマンションを購入し、など節目節目のことを書いていきます。

産休中にやったこと②保険の見直し

私と夫は共働きなので、結婚しても独身時代の保険と特に変えず、それぞれ自分の医療保険にだけ入っていて、死亡保障はほとんどつけていませんでした。

どちらかが死亡した場合、生き残ったほうは自分で働いて生きていけばいいので、死亡保障は葬式代くらいでよかったのです。

しかし子供が生まれるとなるとそうは行きません。

どちらかが死亡したり、働けなくなった場合、一馬力だけで子供の生活費や学資を支えなければなりません。

そこで、ファイナンシャル・プランナーの方に依頼して保険の見直しをすることにしました。

夫の会社の福利厚生プログラムで、こちらから依頼すると赤ちゃん用のいす(バンボ)がもらえることになっていたので、ためしに利用してみました。 

www.hokennojikan.com

こちらから紹介されたFPの方と自宅近くのファミレスで面談しました。

私は結婚前に入っていた医療保険も別のFPの方に相談して設計したので、2人のFPの方の意見を聞きました。

わかったことは、FPさんによって保険についての考え方は全然違い、結局は自分で決めるしかないということです。

自分なりに以下のように決めました。備忘録として書いておきます。

 

1.死亡保障について

今回一番見直す必要を感じた死亡保障については、以下の点について、2人のFPさんの意見が180度違いました。

FPさんA:「掛け捨ては損なので、保険料が少々高くても貯蓄型の保険にしたほうがいいですよ!」

FPさんB:「毎月の可処分所得や当座資金を確保するために、掛け捨てで保険料を抑えつつ、保障を確保したほうがいいですよ!」

 

貯蓄型の保険は、満期(15年とか、60歳とか、65歳とか、自分で決められます)まで保険料を払い続けたあとに解約すると、払った保険料より少し多く返戻金が返ってきます。毎月支払う保険料は高いです。満期までにもし死亡したら、保険金が受け取れます。死亡に備えつつ、老後資金を貯金する感じです。

掛け捨ての保険は、毎月の保険料が安いかわりに、払った保険料は戻ってきません。

早く死亡した場合には掛け捨てのほうが払った保険料に対し、保険金は受け取れるので得?と言えるかもしれません。

 

どちらのいうことも一理あります。

私は結局、貯蓄型の保険を契約することにしました。

毎月の収入の中から、1.7万円を老後資金に回すことにして、これをだいたい半分に分け、外貨建ての貯蓄型保険2つを組み合わせて加入することにしました。

2つを組み合わせる理由は、いざとなったらどちらかの保険を「払い止め」を利用できるようにするためです。 

もし途中で保険料が払えなくなったら、「払い止め」という形にして支払いを止め、そこまでに支払った保険料を返戻を受けずにおいておくことで、何年か経つと払った保険料より少し多く戻ってくるようです。

途中で解約したり、保険料を一部解約したり(「減額」というそうです)すると支払った保険料よりも少なくしか戻ってこないのであまり勧められない、とのことでした。

 

2.医療保険について

こちらについても、保障内容が古くなっていたので見直しました。迷ったのは保険料を「終身払い」にするか「60歳まで払い」にするかです。

「終身払い」にすると毎月の保険料は安いですが、保障を一生続けるためには支払いも死ぬまで続きます。

「60歳まで払い」にすると毎月の保険料は高くなるものの、保険料支払いは60歳で終わり、保障は一生続きます。長生きするなら「60歳まで払い」にしたほうが得です

私は「終身払い」にすることにしました。医療の進歩は目覚ましいので、必要な保険が一生涯そのまま、ということは考えにくく、どこかの段階で見直しが必要になると思います。

将来的には各家庭にドクターロボがいて、入院なんてなくなるとかも考えられます。

保険を見直すときには、結局解約して新しい保険に入りなおすことになるので、それまでに払った保険料が少ないほうが良い、と思ったからです。

同じ理由で、子供の医療保険にも入らないことにしました。

保険を見直すときの健康状態によっては新しい保険に入れないことも考えられるので、いずれにしても健康には気を付けなければ。

 

ここまで考えましたが、今医療保険を新しいものに乗り換えてしまうと、出産が帝王切開などになったときに保証が効かないので、出産後に様子をみて契約することになると思います。